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物流業界のDX化

物流業界のDX化について-DX化で問題が解決する?

物流会社を経営するにあたって、人材不足や労働時間の管理、他社との差別化など日頃から頭の痛い問題も多いかと思います。
ですが、その不安は「DX化」によって解決するかもしれません!
物流業界のDX化について理解を深め、今後の企業運営にいかしていただけると幸いです。

物流業界のDX化を考える

DX化って何?

そもそも「DX化」とは何のことなのでしょうか?
まずは、その意味など基本的なことについてご紹介いたします。
「DX化は身近なところにある」ということを理解していただければと思います。

DXの意味とは

「DX」は正しくは「デジタルトランスフォーメーション」の略で、経済産業省ではその定義として、以下のように提唱しています。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務その
ものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-2.pdf

簡単に言うと「DX化=データやデジタル技術を使って、業務効率化や利益向上を図ること」となります。

様々な業界がDX化で成功している

業界を問わず、DX化は進んでいます。
いくつか成功事例をご紹介すると、

  • 日本郵政
    ドローンを使った配送の実現
  • NEC
    空港向けの「待ち時間予測システム」の提供
  • ソフトバンク
    コールセンターの業務効率化
  • ファミリーマート
    無人決済システムの導入
  • 大塚製薬
    カルテのデータベース管理の活用
  • ライザップ
    ゴルフ技術のデータ分析の実現

このように、様々な業界がDX化にチャレンジして成功しているわけですね。

あなたもDX化の恩恵を受けている?

Amazonサイトの「今すぐ購入」のボタンを使った人は多いでしょう。
「今すぐ購入」のボタンを使えば、すぐに商品を注文できますよね。
実はこの「今すぐ購入」のボタンは、多くの人が恩恵を受けているDX化の成功事例になります。

一般的な通販サイトを利用するときを想像してみてください。
決済方法や配送先を選択したりと、何度も画面をクリックしなければいけません。
これでは、購入完了までに時間がかかりますし、面倒でストレスも感じます。

一方で、Amazonの「今すぐ購入」のボタンなら、最低限の時間と手間で注文できます。
このように、DX化の成功事例というものは、かなり身近なところにもあるわけです。

現代の物流業界が抱える問題とは?

多くの企業がDX化に成功して、利益向上や業務効率化につなげています。
物流業界も積極的にDX化を目指してゆくべきでしょう。

そのためには「どんな問題を解決したいか」を考えなければいけません。
そこで、ここからは物流業界が抱える問題の代表的なものを紹介してゆきます。

問題1:倉庫の在庫管理が大変

物流会社の倉庫では、日々、たくさんの製品や商品が入出荷を繰り返し、その在庫管理は、かなり大変です。
「手違いで倉庫に在庫がない」なんてことになっては目も当てられません。

人力や間に合わせのExcelでは倉庫の在庫管理をするには限界があります。

問題2:ドライバー不足

ドライバーがいなければ、物流業界は成り立ちません。
しかし、そんなドライバーが不足しているのが、物流業界の現状
確かに、高い給料を支払えば、ドライバー不足は解消するのかも知れませんが、予想しづらい景気の波を考えると資金的余裕がない物流会社がほとんどでしょう。

コストダウンのあおりが物流業界、そしてドライバーの給料に影響を与え、結果として、ドライバー不足になってしまっています。

問題3:燃料費の高騰

トラックは走らせれば走らせるほど、燃料費がかかってしまいます。
また、2023年現在は燃料費が高騰してきているため、物流業界にはかなりの痛手です。

トラックを走らせなければ、利益を得ることはできません。
しかし、トラックを走らせれば走らせるほど、高騰した燃料費に苦しめられます。

まさに、矛盾したような状況下で、「どうすれば燃料費を安くできるか」と悩む経営者は多いことでしょう。

物流業界のDX化の成功事例

このように物流業界も色々な問題を抱えているわけです。
しかし、物流業界の問題もDX化によって解消するかもしれません。

ここからは物流業界のDX化の成功事例を3つ紹介いたします。

成功事例1:モバイルアプリで倉庫管理(京セラ株式会社)

京セラ株式会社は「モバイルアプリで倉庫管理をする」というDX化を行ないました。

倉庫にはたくさんの製品があるため、人の力で管理をするのは大変です。一方で、モバイルアプリで管理をすれば、人の力は必要なくなります。

「モバイルアプリで倉庫管理をする」というDX化を行なうことで、業務効率化や利益向上につなげることができたのです。

成功事例2:フリードライバーのマッチングシステム(CBCloud株式会社)

CBCloud株式会社は「フリードライバーと荷主をマッチングさせる」というDX化の提供で成功しています。

現代はドライバー不足で悩んでいる物流会社が多くあります。
しかし、全国には「約26万人のフリードライバーがいる」と言われており、いわゆる潜在ドライバーは多くいるわけです。

フリードライバーと荷主をマッチングさせれば、迅速かつ余裕ある配送ができます。
このように、CBCloud社のシステムによるDX化でドライバー不足の解消につなげることができています。

成功事例3:配送ルート最適化で燃料費削減(Enevo Japan株式会社)

Enevo Japan株式会社は「配送ルートの最適化をする」というDX化サービスを提供しています。
最も効率的な配送ルートをAIが判断してドライバーに提供することで、燃料費の削減、ひいては地球環境の保全にもつなげることができるのです。

物流業界のDX化を促進

上記は物流業界のDX化の成功事例の一部です。
ここまでお読みくださった皆さんの中には、DX化の促進によって解決できそうな問題が自分の会社にもありそうかなと感じた方もいらっしゃると思います。

DX化の促進は、自分の力では難しい

とは言え、いきなり社内で「DX化を促進しよう!」と宣言してみても、具体的にどうすればいいのかわかりませんよね。
新しい物や流行りの物を何でも闇雲に取り入れてしまっては、失敗するのが落ちでしょう。

キャリアアップ教育の一環として社内の人材に教育をし、DX化の旗振り役になってもらう方法もありますが、技術を習得するためには、それ相応の時間がかかってしまいます。
つまり「素人が一からDX化の技術を習得する」というのはオススメできないのです。

DXに強い人材を頼ってゆこう

DX化の促進にあたっては、是非、専門家に頼るようにしてください。

「DXに強い人材」を採用すれば、すぐにでも行動に移すことができます。
迅速かつ確実にDX化を促進するための人材戦略は大切です。

「DXに強い人材」は派遣雇用でいい

「DXに強い人材」に頼り、それが軌道に乗った後はそのスキルと仕事の量や質のアンマッチが生じるかも知れません。
立ち上げには相当の労力と知識が必要ですが、運用開始後はITリテラシーのレベルに関わらず、「誰でも簡単に使え、同じ結果が出る」システムを構築することが「DX化」による問題解決の意味の一つだからです。

従って、「DXに強い人材」は長期雇用する必要はなく派遣スタッフや外部委託(アウトソーシング)をおすすめします。

「物流業界のDX化について-DX化で問題が解決する?」のまとめ

倉庫内の在庫管理やドライバーの人材不足、燃料費の高騰など、物流会社は様々な問題を抱えています。
ですが、そんな問題にもすでにDX化で解決の糸口が見えつつもあります

社内に人材がおらず、教育をしていく時間がない場合は、積極的に派遣会社や委託など外部の会社に頼ってみるべきです。
考えている時間とそれによる機会損失のほうがもったいないと思います。
是非、皆さんの会社なりのDX化の促進を考えてみてください。

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